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「わぁ〜綺麗!」昨年はほぼ終盤だったトウゲブキ〜今年はちょうど見頃だった。黄色の花が一面を埋め尽くす。「葉の形が面白いですよね」yamazさんの言葉に近くに咲いている花の葉を見た。光沢のある厚みの葉がとても可愛い。
十四ノ沢源頭部側の斜面を埋め尽くすトウゲブキの葉が強い陽射しを反射して眩しい。それがちょうど逆光となり〜写真を撮るのにはちょっと辛かった。「高曇りだったら良いのにね〜」私は贅沢な愚痴を言った。

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満開のトウゲブキに囲まれながら登る

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強い陽射しを反射して眩しいトウゲブキ

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帰路に尾根の西側に向かってズームで (おばさん撮影)

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葉がとても可愛い(おばさん撮影)

9時22分、ピリベツ岳への分岐〜素朴な案内板がかけられている。灌木を潜り抜けながら登って行くと〜前方には山頂直下の岩場が迫って来る。「いよいよだな!」ちょっと緊張する瞬間だ。岩の間を抜けてほどなく・・・ちょうど1m弱ほどの岩の切れ間を跨ぐ個所となる。固定ロープはあるものの左側はすっぱりと切れ落ちていて緊張を強いられる。

さらに急な岩場を手足を使ってよじ登って行く。ここは落石にも要注意、帰路に私の足元に転がっていた小さな石を落してしまい〜思わず下にいたyamazさんに「ら〜〜〜く、ら〜〜く」と大声で叫んだ。

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ピリベツ岳分岐

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前方に岩場が迫る

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岩の間を抜けて・・・

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手前の岩から奥の岩への一歩が緊張する

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急な岩場をよじ登り
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そんな岩場に咲く花々がまた興味深い。ヒメイワタデやサマニヨモギ、ちょうど咲き始めのイワブクロやダイモンジソウ、やや終盤のエゾツツジ。そしてほぼ終わりを迎えていたがヤマハナソウを見ることが出来た〜このような標高の高いところで見るのは初めてだった。

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ヒメイワタデ

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ヤマハナソウ

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ダイモンジソウ

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サマニヨモギ

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エゾツツジ

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コガネギク(おばさん撮影)

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イワブクロ

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