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1737m地点に立つと前方には表大雪の山々が広がる。この日は残念ながらやや雲に覆われていた。支湧別連山から武利岳、武華山と連なる山々が美しい。クッキリと晴れていればもっと歓声をあげたに違いない光景をカメラにおさめて〜いよいよ稜線散歩が始まった。

稜線上に咲く花々〜イワブクロは満開、ウスユキトウヒレンが見頃、タカネシオガマはやや終盤、コマクサはほぼ終わりを迎えていた。

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表大雪の山々

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1737m地点の後方に武利岳、武華山、屏風岳等
画像クリックで幅1024ピクセルの支湧別連山も含めたパノラマ画像表示

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イワブクロ
画像クリックでもう一枚

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ウスユキトウヒレン

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タカネシオガマ
画像クリックでもう一枚

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遠くの斜面に咲くコマクサ
画像クリックで幅1024ピクセルのズーム画像表示(おばさん撮影)

目の前の小槍から大槍〜そしてニセイカウシュッペ山へ続く稜線、さらに吊尾根アンギラスが大きく迫る。大展望を目にしながら〜風は弱く高曇りの稜線上を〜咲く花々を愛でながらゆっくりと歩く。

リンネソウ、チシマギキョウがちょうど見頃、咲き始めのミヤマリンドウ、まだ数は少ないがチシマツガザクラも見られた。


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手前にアンギラス 後方に小槍〜大槍
画像クリックで幅1024ピクセルのパノラマ画像表示

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リンネソウ

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チシマギキョウ
画像クリックでもう一枚

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チシマツガザクラ
画像クリックで接写画像表示

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ミヤマリンドウ

1737m地点は〜次から次へと登って来る人達で賑わい始めた。平山山頂方面へ向かう人、そのまま比麻良山方面へと向かう人〜展望を求めて、ピークを求めて、花を求めて〜それぞれのスタイルで楽しむことになる。「やっぱりこの時間帯なのよね」「そうなんですね、私達は朝早いから・・・」、軽食を頬張りながら行き交う人達の姿を追う。

10時35分、下山開始。「こんにちは〜」「どうも〜」「どうぞ〜」「ありがとうございます」次々と登って来る人達と言葉を交わす。13時登山口へ、朝は貸切の駐車スペースは上部は満車、下の広場も混み合うほどになっていた。

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さて、平山の稜線散歩であるが、一昨年も同じメンバーで同じ時期に歩いた。今回の山行はその時に咲いていた花々に魅了されたからであり、もう一度その花々を見たかったからである(昨年は登山口へ至る林道決壊のため登れなかった)。マメ科の花が好きなyamazさんにとっては、少し雨が降っても登るつもりだったようだし、我々ももう一度確認したい花があった。

カラフトゲンゲ〜今回も見事に咲いていた。やはり稜線上の花はそれほど開花時期の遅れは無いようである。そしてもうひとつ、一昨年に見たオニク、一年草の寄生植物だけに次に何時何処に咲くのかわからない。期待薄だったのだが、なんと見事に咲いている株に出会うことが出来た。

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支湧別連山を見ながら下山

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カラフトゲンゲ

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画像クリックでもう一枚

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オニク
画像クリックでもう一枚

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画像クリックでもう一枚

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これは昨年咲いたものだろうか? それとも?

コースタイムは参考になりませんので省略します

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