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「わぁ〜綺麗よ〜」「おぉ〜これはこれは、綺麗だぁ」目の前には見事な輝きがあった。奥にブルーの噴火湾を見て〜秋の日射しをいっぱい受けて色づいた木々が沢地形に落ち込むかのように続く。ザックを下しミネラル飲料を一口飲みこんだ。刻々と変化する天気の下なのだからそんなに落ち着いている場合でも無いのだが・・・久々の紅葉模様との出会いに敬意を表しつつ?じっくりとファインダーを覗いた。

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管理道路を横切って「上り口」の案内板に導かれるように斜面を登って行く。やや斜度がきつくなってきて〜登山道は大きくジグを切って進む。高度が上がるにつれて青空を感じながらの明るい登山道となり、赤い木々の果実に目を奪われながらカメラを向ける。カンボクだろうか?葉っぱは落ちて見当たらなかったが、その果実はまるで新鮮なイクラのようにさえ見えるから楽しい。
眼下に洞爺湖町市街を見てひと登りで外輪山へ飛び出した、11時15分。駐車場をスタートしてから1時間25分だった。

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カンボクの果実

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眼下に洞爺湖町市街を見て

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外輪山へ

外輪山に出てからまずは火口原展望台を目指して遊歩道を歩いて行く。青空の下を、右に噴火湾と伊達市街〜左に有珠山を見ながらの歩みは快適だ。10分ほどでトイレもある火口原展望台に到着した。ここからは更に進んで300段ほどもある急な階段を登って有珠山火口原展望台まで行くことも可能である。しかしそんな階段登りよりも、ゆっくりと外輪山を歩いて秋色を楽しみたい私達はここで引き返すことにしていた。

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外輪山を進む

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火口原展望台へ 建物はトイレ

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火口原展望台

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