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車はニセコ町から道道岩内洞爺線に入る、、、依然として山々は雲に覆われていた。ヘアピンカーブの連続で高度を上げて行く、道路が濡れて来た。「降ったのかしら・・・」「結構濃いガスだから・・・こんな状態なら中止だね」カメラを首からぶら下げての山行で雨は強敵である。
神仙沼が近づくころに道路が乾き始め〜少し明るくなって来た。
8時過ぎに新見峠の駐車場に到着、既に3人組が出発準備をしていた。「おはようございます」と挨拶を交わす、私達もすぐに装備を整え目国内岳の登山口立った。2012年06月10日8時30分。

入林ポストを見ると・・・この日は一番乗りのようだ。「あの人たちは白樺山へ向かったのかしら」「この時間から登るんだから、白樺山からシャクナゲ岳方面への縦走かな、、、でもシャクナゲ沼の増水が心配だね」過去に私達はシャクナゲ沼手前で引き返したことがあった。

そんな事よりも・・・と自分たちの山行に目を向ける。周囲は濃いガスに包まれていた、ただ救いは濡れるような状況では無かった事である。私は黒木憲の「霧にむせぶ夜」を口ずさんでいた。「♪〜霧にむせぶ山〜〜♪」あまりにも古い歌であり〜おばさんには聞こえないようにあくまでも小さな声で・・・笹に囲まれた斜面を淡々と登って行く。標高940m付近で4合目の標識を見る。
前目国内岳の手前で雪渓に阻まれたが、雪質はそれほど固くも無くそのまま通過した。9時10分、前目国内岳に到着〜もちろん視界不良である。

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登山口

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前目国内岳手前の雪渓

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水分補給してすぐにコルへ向かって下って行く。今回の行程は距離にして約3.5km、標高差は460mである。前目国内岳からコルに向かって標高差約90mの下りがあるので、標高差はその分を意識した方が良いのかもしれない。コルからさらに少し進んでやっと5合目の標識を見た。4合目から5合目は距離にすると結構長い。

目国内岳に登るのは9年ぶり、7月上旬にパンケメクンナイ湿原まで歩いていた。9年前の記憶はもうかなり曖昧である。しかしフギレオオバキスミレが終わっていた記憶だけは鮮明に残っていた。「まだ早いかしら・・・」心配そうに言っていたおばさんだったが、足元に広がり始めた花模様に歓声をあげ、、、私達は撮影モードに突入した。

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前目国内岳からコルに向かって下る

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5合目

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シラネアオイ

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フギレオオバキスミレ
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チシマフウロ(おばさん撮影)

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エゾイチゲ

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ヒメイチゲ

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ショウジョウバカマ

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