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このところ気温の上下が激しい。「山はどうなんだろうね」「雪質がねぇ〜難しいなぁ、、、雪崩も怖いし・・・」。週間天気予報では木曜日が晴れマーク、気温もグンと上がるようだ。
「つぼ足だと埋まるよね」「ワカンがあれば・・・そうだ買っちゃおう」。すぐにスポーツ店へ行ってアルミワカンを買った。2つのメーカーがあったが店員さんと相談しながらマジックマウンテン社の「トレースラ イン」にした。

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アルミワカン、マジックマウンテンのトレースライン Lサイズ:長さ45cm、幅19cm 480g 

さて、「ワカン」デビューの山は、以前イチャンコッペ山登山口から山スキーで登った事がある幌平山に決定。今回は国道453号のオコタン分岐から681m〜644m〜幌平山と尾根伝いに進むルートである。

2012年3月29日8時07分、オコタン分岐の少し手前の駐車場をスタート。「うまく歩けるかしら?」心配そうなおばさんだったが、歩き始めると「軽いわっ」と言いながら樹林帯の斜面を登って行く。今までの雪山行 と言えば、足元は兼用靴と山スキーだったから、今回の登山靴と480gのワカン行は圧倒的軽い。

681m標高点に向かって標高差約120mほどの登りは結構急だが、幸いな事にうっすらとスノーシューらしきトレースがあった。そのトレースに沿って一気に急斜面を登りきると、なだらかな広い尾根となる。後は山 頂に向かって多少のアップダウンを繰り返しながら、約3km(片道)の道程を進んで行く事になる。
私は前方に、走って行く黒い影を見た。「あっ、エゾリスだっ」「撮って」とおばさんは言うが標準レンズでは遠すぎる。それでも一応シャッターを押す。

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駐車場からスタート

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急斜面を登る

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登りきるとなだからかな尾根が続く

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エゾリス発見!!!でも遠い〜

細いダケカンバに囲まれた尾根を快適に進んで行く。振り返ると見上げる高さの恵庭岳、山頂方向に進むに従ってその恵庭岳からは遠ざかることになるのだが、それで丁度良い展望になる筈だ。
気温は上がって来ているようだが、風はかなり強い〜ゴーゴーと音をたてて吹きすさぶ。しかし樹林に囲まれた尾根上では、木々が防風林の役目を果たしてくれるし、強風が体感温度を少し下げてくれて、汗はほ とんどかかなかった。木々の間から普段は見慣れぬ角度からの山容の空沼岳を見てシャッターを押す。

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細いダケカンバに囲まれながら

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恵庭岳を見上げる

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小さく波打つ尾根

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木々の間から空沼岳を望む

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恵庭岳の岩峰をズーム

      
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