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いよいよ心地良い稜線歩きの始まりだ。最初の大きな起伏へ向かって下って行く〜そして短いながらもちょっと堪える急な登り、ゆっくりと登りきると一面が背の低い笹に覆われた稜線が展開する。遮るものの無い明るい稜線、どっぷりと解放感に浸りながら進んで行く。荒々しい山容の稀府岳が大きく聳え、奥には室蘭岳が見えている。ブルーの噴火湾の奥に駒ヶ岳が霞む。
淡々と進むおばさんの後を追いながら、立ち止まりシャッターを押す。「良いねぇ〜」私は呟いた、この天気を与えてくれた自然に感謝しながらゆったりと登って行く。見晴台を過ぎると8合目。

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急斜面を登って

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快適な稜線歩き

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正面に稀府岳、左には室蘭岳

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見晴台へ

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噴火湾の奥に駒ヶ岳が霞む

やがて前方に前紋別岳の標識を見る、この地点は標高715mだから伊達紋別岳よりも少しだけ高い。そのまま稜線進んで行く、前方には羊蹄山が見えて来る。やがて登山道は北西に向きを変えると前方には山頂まで続く稜線を見る。伊達市街を見下ろしながら下って行く。

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前方に羊蹄山を見ながら

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山頂へ向かう稜線を行く

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眼下に伊達市街

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そんな心地良い稜線歩きの中で〜足元にはハナイカリがまだ咲いていた。近くでは紅葉しているものも見かけた。そして草叢に隠れるようにして咲いていた一株のモイワシャジンを見つけて歓声を上げた。レンズを交換してジックリと撮影タイム、、、。遠くの岩場に咲くコハマギクを見つけた、海岸線に咲く花であるがアポイ岳でも見る事が出来る。強い日差しを受けて撮影環境としては苦しいところだが、おばさんがズーム撮影だ。何とか撮れた一枚は更にトリミングで。

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ハナイカリ

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モイワシャジン

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遠くの岩場に咲いていたコハマギクをズーム(おばさん撮影)

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