この時期になると足が向いてしまうアポイ岳〜2012年5月12日早朝、天気予報通りなのかポツポツと小雨降る中で見上げるアポイ岳は暗い雲に包まれていた。「こりゃあまだ駄目だね」と周辺で花散策や鳥見、おばさんはしっかりとコサメビタキをカメラにおさめた。10時前に駐車場に戻ると雲は徐々に上がり始めていた。「午後から晴れの予報だから大丈夫だよ」、装備を整えているとどんどん車がやって来る。どうやら賑わいの中の山行になりそうだ。 午前9時55分、入山ポスト前の今咲いてる花々を確認して登山道に向かって行く。コキンバイを見つけてカメラにおさめ〜ほどなくエゾオオサクラソウの咲く登山道を通過する。昨夜の雨の影響だろう、まだ花びらが濡れている。それでも一応写真を撮っておくのは礼儀と言うものか、、、 |
コサメビタキ ( おばさん撮影 ) |
登山道脇にはヒメイチゲが俯き加減で咲き、足元にはフイリミヤマスミレが咲く。「これはまだ濡れていてダメだなぁ」「こっちは良いんじゃない」いつも通りのペースで歩いていると・・・後ろから登って来る人たちの声がどんどん近づいて来た。「こんにちは〜」挨拶を交わすのだが、その人数たるや半端では無い。どうやら小学生とそのご家族や引率の先生のようだ。一団が通り過ぎるのを待って、花々を楽しみながらのんびりと歩き始める。 途中の休憩スペースでは先行していた子供たちが休んでいた。のんびりと歩く私達ではあるが、あまり休まないから追いついてしまうのだ。「お先に〜」そう言いながら先行するが、、、ほどなくまた追いつかれてしばし立ち止まる。そんな繰り返しが続いた。 いつもの場所にオクエゾサイシンが咲いているのを確認して〜これもやはりまだ濡れていた。そんな訳で下の写真は全て下山時に撮影したものである。 |
フイリミヤマスミレ |
コキンバイ |
ヒメイチゲ |
オクエゾサイシン |
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