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さすがに外輪山に出ると少し風が吹いてきた、それでも寒さを感じるほどでも無い。火口原の奥に大きな溶岩ドーム、その脇にちょっと噴煙が見えて〜奥宮から西山へと続く外輪山、彼方に霞むオロフレ山とホロホロ山を見ながら、ほどなく東山ピークに立つ、9時10分。快晴の下だが遠望はやや霞んでいる。
    
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東山に向かってひと登り
    
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溶岩ドームと左に西山
    
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奥宮から西山へと続く外輪山、後方にはオロフレ山とホロホロ山が霞む
    
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東山山頂では休むことなく、そのまま外輪山を下り始めた。時計まわりのコースでは東山まで登ってしまえば、あとは展望を楽しみながら下って行くだけである。天気に恵まれればの条件付きだが、体に優しい?山行である。

前方に風不死岳や932m峰を見ながら進んで行く、その大きな山容にしびれるような感覚を覚えながら、眼下にはナナカマドの紅葉とブルーの支笏湖がある、火口原の奥には霞む白老三山、羊蹄山や尻別岳だ〜進むにつれて北斜面の雨裂による?縞模様が流れ込むように山裾の紅葉に向かって伸びる、、、次々と展開される光景はまさに圧巻である。
    
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風不死岳を前方に見ながら進む光景は圧巻だ
    
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前方に932m峰への登山道が見える   彼方には白老三山や羊蹄山、尻別岳等が霞んでいた
     
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北斜面の雨裂による縞模様と紅葉
    
932m峰が近づいて来た、展望狙いなら当然登るところだろう。「どうする?」「う〜〜ん、今回は紅葉狙いにしよう、ほらお花畑が綺麗だよ」コルの手前からお花畑の中へと下って行く。マルバシモツケ、エゾイソツツジ、タルマイソウ、シラタマノキ、ミネヤナギ等背の低い花々の紅葉が一面を覆う。
登って来た二人連れの方と言葉を交わす、「綺麗ですよね〜」「いや〜〜ほんと素晴らしい」。男性の方は昨日も歩いたようだが、かなり風が強かったそうである。「今日はそれほどでも無かったですよ」、「そうですか〜それじゃ」
    
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932m峰を見ながら
    
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お花畑を下る
    
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