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2010年12月中頃に〜「1月の3連休はお宿がとれたけど〜どう?」久々にkom奥様からおばさんの携帯に連絡があった。「どう?」おばさんの問いかけに私は頷いた、「一緒させて〜宜しくね」おばさんはうれしそうに答えた。
目的地は十勝連峰の三段山、その裾野には自炊専門の温泉宿、白銀荘がある。「久しぶりだなぁ〜〜〜三段山は、、、それに温泉につかってのんびりと2泊3日だなんて〜贅沢三昧だね」「天気が良ければいいわね!」

で、年末始は予報が外れておだやかな日々が続き、ちょっと足慣らしをと「奥手稲山」に登り、そして仕事始めを済ませて体が日常モードになってきて三段山へと言うスケジュールである。しかしまあ〜皮肉なもので、あれほどおだやかだった天気は一変して、局地的ではあったが大荒れの日々が続いた。

2011年1月8日午前8時半、私達は白銀荘に向かって出発した。高速道路は吹雪のため既に随所で通行止め、国道も岩見沢付近までは猛吹雪で視界不良、滝川付近からやっとおだやかな天気となり、ほっとしながら富良野市を抜けて白銀荘へ。ここでkomさんご夫妻と合流して予定通りの温泉&豪華晩餐の3日間を過ごしたのだった。

さて今回の山スキー行、目指すは8年ぶりの三段山である。1月9日(日)あまり好天しそうも無い天気だったが「行けるところまでだね」と白銀荘前をスタートした、9時50分。、前日に登った人達もいたし、既に出発しているグループもあり先行トレースはしっかりと続いている。曇り空の中を白銀荘を背景にして一段目へと向かって行く。
積雪量は例年よりもやはり少ないようである、それでも前夜積もった雪でまずまずの雪質になっていた。一段目への急斜面を登ってほっと一息!

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白銀荘を背にスタート

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前方に急斜面が見えて来る

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一段目への登り

私はザックに入れてきたデジタル一眼を取り出し、ファインダーを覗いた。霞んだモノトーンの世界が広がっているだけだった。「これじゃあダメだね」私はちょっと気落ちしながらカメラをザックにしまいこんだ。

「行きましょうか〜」、白銀荘で既に標高約1000mである、一段目を登りきってGPSでの標高は約1180mとなっていた。さすがにこの高度になって来るとたっぷりと雪を纏った木々が、凛とした奥深い森を感じさせる。「タンネの森」と言う方がふさわしいかもしれない。視界は良く無いが風は弱く〜降り始めた雪はまだまだ私達の進行を妨げるものでは無かった。

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小雪舞う中を進む

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