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春の日射しを受けながら明るい登山道脇に花々が咲く。オオタチツボスミレが群落になって輝き、良く見ると側花弁に白い毛があるアイヌタチツボスミレを見つけてしゃがみこむ。そんな花をひとつ見つけるとなかなか先へ進まない。「これもそうじゃない?」「あっ、これもだっ」、そしてシラネアオイを見つけて歓声をあげカメラを向ける。

レンプクソウ、とっても小さいくて目立たない花である。他の雑草に紛れてなかなか目につかない。ただ群生することが多いのでひとつ見つけてその付近を探すと他にも咲いているだろう。マクロレンズを通して見ると花がとっても可愛らしい。

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オオタチツボイスミレが咲く登山道

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オオタチツボスミレ

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アイヌタチツボスミレ

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シラネアオイ

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レンプクソウ

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登山道脇を埋めるように咲くニリンソウに包まれながらゆっくりと歩いて行く。そんな花々が波状的に咲いているのがまたうれしい。「こんどはミヤマスミレよっ、これなんか凄いわっ。白っぽいのもあるわね」最近あまり多くは見ていないミヤマスミレが目に飛び込んで来る、それも次から次へと、、、

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登山道脇にはニリンソウが咲き乱れていた

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ミヤマスミレ
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ちょっと白っぽいミヤマスミレ

ゆっくりと花散策&撮影をしながらT6分岐着が12時15分、ちょっと休憩していると旭山公園側から登って来る人や藻岩山から戻って来る人達が行き交う。私達の最終地点はここまでである、藻岩山山頂まではなかなか足が進まない。山頂部の工事が終わったら一度行ってみたいと思ってはいるが、花散策が目的ならここまでで十分だ。

帰路もまた咲く花々を再確認しながら進む。まだ咲いていたエゾエンゴサクの中に変わった花付きのピンクの株があった、おばさんはカメラを向けた。

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藻岩山山頂が見えて

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T6分岐へ到着

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エゾエンゴサク(おばさん撮影)


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