title

やがて高原のお花畑に続く木道歩きになった。ミヤマキンポウゲの黄色、エゾノハクサンイチゲの白等、、、咲く花々に目を奪われる。「さすがに花の百名山よね」おばさんはあらためて感心して言う。bergさんはそんな写真撮影に余念が無く、少し遅れてやって来る。

それにしても暑かった、そして私はいつになく疲労を感じていた。ザックの重みがが体に食い込んで来るようだった。今回は望遠レンズとマクロレンズ、そして三脚といつもよりは重いのだが、それにしてもこの程度で堪える筈は無い・・・と思っていたのだが。「山頂は無理だね、今日は吹き通しで止めるよ」そんな私の言葉におばさんは頷いた「私も吹き通しまでで良いわっ」。
こんな状態だったから〜やはり写真を撮る気力がもうひとつ!見慣れた花々にはカメラを向けることが無かった。そんな訳で今回のレポート写真には「おばさん撮影」のコメントが多くなった。

1
お花畑を行く

2
前岳方面を振り返りながら・・・

エゾノハクサンイチゲ
エゾノハクサンイチゲ

エゾウサギギク
エゾウサギギク(おばさん撮影)

チシマヒョウタンボク
チシマヒョウタンボク(おばさん撮影)

ムカゴトラノオ
ムカゴトラノオ(おばさん撮影)

チングルマ
チングルマ(おばさん撮影)

ヒメナツトウダイ
ヒメナツトウダイ(おばさん撮影)

キバナノコマノツメ
キバナノコマノツメ(おばさん撮影)

釣鐘岩と熊ケ峰の間の斜面を登って行く、「もう少しだ」私は辛さに耐えながらゆっくりとおばさんの後に続いた。そして吹き通しへ〜〜〜kさん達が一生懸命写真を撮っていた。おばさんはすぐにその輪に飛び込んでいった。私はゆっくりとザックをおろした。

登り

吹き通し
吹き通しに到着

登山ものがたりへ 次のページ HOME