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美しい斜面を私達が登りきるの待つかのように〜再び青空が広がり始めた。そして目の前に広がる〜私達を待ちうけるモンスター!!「来たぞぅ〜〜〜」そう叫びながらファインダーを覗く。行く手に林立する巨大なモンスター群〜日差しをいっぱいに受けて輝く。「わぁ〜〜〜」おばさんは大声をあげながら〜吸い込まれるように進んで行く。
ふと立ち止まり〜〜〜耳を澄ましてみる・・・静かだった、、、見上げると淡い青空とゆったりと流れる白い雲〜こんな状況の中に今自分たちがいることが不思議なくらいだった。

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モンスターに向かって

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巨大なモンスターに包まれながら・・・

見事なモンスターに囲まれて更に進んで行くと、なんとなく上空が開けた感じを受けて森林限界が近い事を知る。「どうする」「うん、状況としては最高だね」

時計を見ると11時20分、登り始めてから既に3時間30分経過していた。なだらかな尾根とは言え結構疲れもたまってきていた。「現在地は・・・標高1100m、目標地点まで距離にして残り約700m〜もう少し行ってみようか」「まだ行けそうね〜」、風は弱いし雪質も良いし〜ラッセルもそれほど深くは無く、この山でこれほど恵まれる事は本当に少ないだろう。「最終行動時間は12時にしよう!」

さすがにおばさんにも疲れが出てきているようだ、ほとんど先頭ラッセルだから無理も無い。「替わるよっ」少し傾斜がきつくなって来て先頭を交代した。そんな私も・・・周囲の美しさに撮影三昧、コンデジではもちろん〜立ち止ってザックからデジイチを取り出し〜シャッターを押す。おばさんに追いついて、、、またカメラを取り出し〜〜ついには首からコンデジとデジイチをぶら下げた二刀流?!で登って来た疲れはあった。私は立ち止り〜喘ぎながら登って行く。

逆光に輝くモンスターの間を抜けて〜私達はついに森林限界に飛び出した。

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