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標高1012m付近まで来るとやっと雪庇の上を歩けるようになった、1088mピークから観音岳へと続く稜線が今年も美しい〜いつかきっと〜そんな思いを抱きながらカメラにおさめる。そんな快適な雪庇上の歩行は長くは続かず、すぐにハイマツに遮られる、木々をかわしながら進んでまた雪庇に飛び出す。前方に1088mピークが鋭く突き上げる、上部がハイマツで覆われて黒く見えていた。

観音岳を見ながら
右手に観音岳を見ながら

1088mピーク
1088mピークは鋭い

1088mピーク、それは豊似岳登山でのポイントとなるところだ。このピークに立つと南日高の山々が広大な光景となって目に飛び込んで来るのだ。もちろんそれは天気次第〜だからなおのこと期待と不安が?つきまとう瞬間なのだ。ハイマツをかきわける、さあ〜どうなんだ!見えるのか〜〜〜「わぁ〜〜〜」歓声があがる!!!

霞んではいたものの、広尾岳から楽古岳方面へと連なる山々が広がっていた。「広いなぁ〜〜〜大きいなぁ〜〜〜」いつもそんな言葉を実感出来る光景だった。もちろん目の前には目指す豊似岳も見えている。

前方には・・・
ハイマツ帯を抜けると〜〜〜前方には豊似岳、そして・・・

南日高の山々
広尾岳〜楽古岳へと連なる山々

ここまで来ると山頂までは残り30分くらい、はやる気持ちをおさえるように大展望を楽しむ!カメラにおさめる。「さぁ、行きましょうか」、稜線上の残雪は所々埋まるところはあるものの、概ねしまっていて歩き易い。豊似岳山頂部のハイマツ帯がどんどんと近づいて来る。

豊似岳を目指して
いよいよ山頂を目指して稜線を行く

進む

進む2

1088mピークから豊似岳までの稜線はなだらかで広いのだが、雪が少ないためコース取りはある程度限定される。木々の縁に沿った雪庇上を歩いたり、ちょっとした岩場のハイマツ帯をかわしながら進んだりで、それなりに変化に富んでいた。

雪庇の上を・・・
雪庇あり・・・

ハイマツと岩場
ハイマツ漕ぎもあり

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