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尾根に上がるとハイマツトンネルが待っている。「確か結構長いんだよなっ」3年前を思い出しながら進んで行く、、所々でコースがえぐれている箇所があるので要注意だ。約30分ほどでハイマツトンネルを抜けると視界が一気に広がって雪田跡のお花畑に出る。ザックを下ろし〜周囲に広がる紅葉を目にしながら腰を下ろす。無風、快晴〜私達4人だけに与えられた日差しに輝く紅葉、静かに時の流れを感じる贅沢なひとときを楽しむ。

誰からともなくザックを背負い進み始めた。もっともっとゆっくりしていたいのだが、この天気である〜やはり山頂までは行きたい。約8kmの長い行程を考えると、それほどのんびりもしていられない。
お花畑の斜面を登って行く、「まるで絨毯を敷いたようだねっ」振り返ると遠くに広がる山々の手前に紅葉が見事なバランスで輝き、下ホロカメットク山と境山の手前の斜面を金色の彩が覆う。

ハイマツトンネル
ハイマツトンネルを進む

雪田跡のお花畑
雪田跡のお花畑に出た

登る

紅葉絨毯
遠く広がる山々の手前に紅葉の絨毯が


下ホロカメットク山方面の光景

登り切ると様相は一変して、枯れたハイマツ群に覆われた台地に出る。気のせいかもしれないが、これらのハイマツは3年前よりとても脆くなっているように感じた。踏みつけるとグシャっと簡単につぶれてしまうものが多い。

さらに進んで行くとまたお花畑となる、この紅葉もまた見事である。ここを登り切るともう火山灰地の斜面が続くだけである。輝きを惜しむようにファインダーを覗き続けた。

枯れたハイマツ
枯れたハイマツに覆われた台地

お花畑
お花畑を行く

紅葉
ニペソツ山を見ながら

登る

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