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「朝日を受けた逆光のサラブレット」を撮りたかった。新ひだか町の牧場に沿った道を走った、、、もうすっかり日が上がっていた、、、「もうちょっと早かったらなぁ〜〜〜」私はそう呟きながらカメラを向けた。遠くに数頭のサラブレットが朝の日差しをうけて戯れていた。「もうちょっとバラバラに・・・群れから離れて・・・」そんな願いが馬たちに聞こえる筈は無い、シャッターを押した。

晩秋には南日高の山を訪れることが多い。何と言っても雪が積もるのが遅いし、遠くに日高の白い山々を見ることが出来るし〜私達のこの時期の山行では定番になりつつあった。そして今回の狙い目は、、、昨年も同じ日に登った「ピセナイ山」、もちろん中日高〜南日高へと連なる山々の展望であった。昨年は天気は良かったものの遠望がきかず、長い林道歩きが空しく終わっていた。「今年こそ!」と当初から考えていたのだが、、、週間天気予報からほぼあきらめかけていたものの、、、期待通りにその予報は直前になって変わり〜日曜日はすっかり晴れマークになった。

シルエット

2007年11月4日、静内ダムのえん堤を渡り左折して林道に入る、沢を越えて静内キャンプ場(閉鎖されている)、この先に林道ゲートがある。ゲートは閉じられていてここで入林届けに記入、最終記録は10月28日、つまり一週間前である。ここから林道を歩いて登山口まで約5.5kmの道のりである。早速準備をしていると一台のRV車が来てゲートを空けて入って行く。「おはようございます」と声をかけると途中まで乗せていってくれると言う、すぐにご好意に甘えた。

結局林道の分岐地点(ピセナイと言う標識と矢印がある)まで乗せてもらった。ここまで4km以上、車ならあっと言う間だが、歩くと1時間以上はかかってしまう。「ツイテたねぇ」おばさんと顔を見合わせながら呟いた。上空には予報通りの青空が広がっていた。ここから15分ほど歩くと「駐車場」と書かれた地点、ここにも入山ポストがあった。さらに約5分ほどで「ピセナイ山登山道入口」の看板を見る。いよいよここからが登山道と言うことになる、8時22分。

分岐
林道分岐からスタート

駐車場
駐車場

登山道入口
登山道入口

まずは631m標高点を目指して一気に登って行く、急登である。登るにつれて尾根はぐんぐんと狭くなって来る。「何だって急にこんなに登るんだよっ」と愚痴のひとつも言いたくなる。しかしまぁ〜登らなければ山頂には着かないんだし、第一登るために来てるんだから、、、などと以前は良く自分に言い聞かせたりしたものだ。それが今では〜まあ登ればいつかは山頂に着くんだから・・・とトシ相応におだやかな気持ちで山に接してしまっている。

急な登り
いきなりの急登

ぜいぜい

そん急な尾根も時間にするとわずか15分程度で〜二合目の展望台に(631m地点)到着である。展望台と言っても期待する日高の連なる山並みが見えるわけでは無い。ただ一旦小休止の地点としては相応しい。ここからはちょっと下って3合目、そして4合目まではなだらかな尾根歩きとなる。木々の間からは日差しを受けた山頂方面が見えてきた。「見えるのかしら・・・」「う〜〜〜ん、去年よりは良いと思うけど」そう答えるのが精一杯だった。

展望台
二合目の展望台

三合目
一旦下って三合目


山頂部が見える

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