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3連休の天気予報はあまり良くなかった。「散策モードかなぁ〜」そんなあきらめ気分も金曜日の夜には一変した。「明日は晴れよっ」おばさんは言う、「じゃあ、どうしよう・・・う〜〜〜ん!」、前日までは少し南下しての散策モードを考えていたのだが。「そうだ、昆布岳なんかどう〜しばらく登っていないし」
峠の道路状態をネットで確認した、早めに峠を通過すれば問題無さそうである。すぐに着替えて出発準備、車に乗り込んで中山峠を越えた。

2008年11月1日、留寿都道の駅で目覚めた。上空には青空が広がっている〜「こりゃあ良いぞ!」、午前8時過ぎに昆布岳登山口に到着した。すでに3台の車がとまっていた。夏山シーズンが終わりを迎えようとしているこの時期、高い山はもうすっかり雪化粧しているし、もう花の時期は終わっているし〜そうなれば〜標高もそれなりで展望狙いの山と言うことになる。

昆布岳
昆布岳(ニセコ町より)

午前8時20分スタート、駐車場から道路挟んだ向かい側に大きな標識がある。山頂まで5.7kmと書いてある、距離が長いだけにちょっと気軽にとはいかない山である。標高差も790mある、なだらかな尾根上を何度かアップダウンしながら最後に急斜面を登って山頂へ立つ、そんなイメージのコースだったように記憶していた。
広くて明るい作業道跡を進んで行く、そんな登山道は8合目の手前まで続く。天気の良い日に仲間と尽きぬ話しを楽しみながら歩くのには最適かもしれない。歩き始めてすぐに1合目標識、標識には山頂までの残り距離が書いてある、途中この標識に励まされ?ながら進んで行くことになる。

スタート

1合目

明るく登山道
明るく広い登山道

おばさんがしゃがみこむ、ツルリンドウな果実だ。登山道の両側にいっぱいあった、何度も何度も立ち止まりシャッターを押す。「今度は何だい?」「フッキソウよっ」カメラを向ける、最高の天気だし急ぐ必要も全く無いし、、、「こんにちは〜〜〜」のんびりモードの私達の脇を後続の男性が追い抜いて行く。

ツルリン
ツルリンドウの果実

フッキソウ
フッキソウの果実

697m標高点の手前が5合目「残り2.8km」、ここを登りきって少し下るとメガネ岩だ。大きな穴があいていて向こう側が見える。「この穴から羊蹄山なんかが見えると絵になるんだけどね・・・」そんな冗談を言いながらさらに下って行く。

5合目
5合目

メガネ岩
メガネ岩

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