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いよいよ山頂へ向かって稜線歩きが始まった。多少のアップダウンはあるものの視界の広がる稜線歩きは楽しい、もちろん好天と言う条件付きだが。ユキワリコザクラ、ミヤマアズマギク〜〜〜「このあたりに咲いている筈なんだけど・・・」と見つめる先に咲く花を確認して思わず微笑みながら進んで行く。

稜線歩き
気持ちの良い稜線歩き

コザクラ1
ユキワリコザクラ
コザクラ2

アズマギク
ミヤマアズマギク

前紋別岳(標高715m地点)で北西に進路をとるといよいよ山頂が見えて来る。「えっ、まだあんなに遠くに・・・」と感じるが距離にして残り800mほどである、見た目よりは近い。しかも途中にはシラネアオイの丘があって時期さえ合えばその彩を楽しみながらの稜線歩きになるのだ。
今年は予想通り?、この付近のシラネアオイはほとんど終わっていた。いや何かこじれてしまったと言う印象も受ける。さあ咲こうかとした時に寒気に襲われて〜すっかり咲く気持ち無くして?しまったのか・・・7合目までの登山道脇のシラネアオイはとても綺麗だったのだが! 午前9時、紋別岳山頂に立った。

前方に山頂を見る
前方に山頂を見る

フデ
フデリンドウ

山頂へ

のんびりと腰を下ろす、もちろん貸切の山頂だ。洞爺湖周辺は霞んでいた、羊蹄山もそのシルエットを何とか確認出来る程度。20分ほど休憩して下山を開始した。前紋別岳に立つと目の前に稀府岳が迫る。そして眼下にはブルーの噴火湾が広がる筈なのだが、、、いつしかガスに覆われていたのだった。
7合目のいっぷく広場に戻ると数組の人たちが休んでいた。私達と入れ替わるように山頂へと向かって行く。この頃になると気温は結構上がっていた。遮るものの無い稜線には遠慮無く日差しが降りそそぐ。

尾根を下って行く、次から次へと登って来る人たち・・・「こんにちは〜〜〜」「あらっ、お早いですねぇ〜〜」、「展望はどうでしたか?」「霞んでいましたよ」「やっぱりぃ〜そうですか」残念そうな顔をする人、「これからだよっ、これから晴れて来るんじゃない」まだ期待している人、、、午前10時45分駐車場へ。

下山1
稀府岳を見ながら下山

エンディング
    
コースタイム(含休憩時間)
駐車場 06:45  3合目 07:20  7合目 08:00  前紋別岳 08:40  紋別岳 09:00
紋別岳 09:20  7合目 09:55  駐車場 10:45  【登り:2時間15分 下り:1時間25分】
   

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