山頂をしっかりと確認してから天狗平を通り抜け、ニペソツ山とのコルへと向かった。「えっ、あそこまで下りてあのピークまで登るのか?」目の前には圧倒的な迫力でニペソツ山が立ちはだかる。その迫力に徹底的に打ちのめされるクライマックス第二弾?となる筈である。 |
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東側の切れ落ちた崖に沿って見事なお花畑が広がっていた。沢を埋め尽くしながら咲き乱れるチシマノキンバイソウ、崖にへばりつくように咲く花々・・・足元に注意しながらカメラを向ける。「どうしてあんなところに咲くのか・・・」そんな花々の力強さを感じながらシャッターを押す。 |
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山頂が近づいてきた。背後には表大雪の山々だろうか、一段と大きく広がる光景を背に登って行く。10時15分、ニペソツ山山頂に立った。登り始めてから5時間が経過していた。しかし途中の花々との出会いを考えると最低限でもこの程度の時間はかかるであろう。次から次へと登って来る人達が続いていた。 |
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