尾根は輝き・・・

尾根へ上がると期待通りの青空が広がっていました。ただしそれはあくまでも「上」の話しであり、前方には木々が立ちはだかるのです。「少し遠回りになっても良いからなるべくかわして行こうよ」、細いダケカンバの間を通り抜け、樹林の密集している個所は少し迂回して登って行きます。

ダケカンバの小木

尾根を行く

なだらかな尾根が続きます、青空もグングンと広がって来ました。背後には真っ白な平野部が広がり、木々の間から洩れる日差しは雪面を照らし、一面キラキラと美しく輝くわけでありぃ〜〜〜「よっしゃぁ」そう叫びながらおっさんはおばさんの前後を走りまわり、シャッターを押すわけでぇ〜〜〜

尾根を行く2

尾根を行く3

やがて前方にはダケカンバの疎林帯が広がり、それはもう美しく・・・「こ、こ、ここだよね、この間ネットで見た綺麗な写真は!ここだ、ここだ、、、」「すごい、やっぱり綺麗だわっ」おばさんはうっとりと見つめながら呟いていたのでした。ゆっくりと、美しさをかみしめながら、進んで行きます。

疎林帯1

疎林帯2

疎林帯を抜けると前方には山頂部が見えてきました。抜けるような青空と照りつける低い日差し、真っ白い雪面を刻むおばさんのトレースとシルエット、、、二人は無言のまま山頂へ向かって歩を進めたのでした。

山頂へ向かって

スキーコーナーへ

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