13時ちょうど、山の家に着くと小屋番さんがダルマストーブに石炭を入れて着火準備をしていた。さすがに手際が良い、あっと言う間に石炭に火がついて煙突が真っ赤になる。まだ晩餐までには十分時間がある、すぐにユートピア斜面に向かうことにした。 |
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晩餐の準備をしていると、6名のグループが到着した。結局この日は小屋番さんも含めて16名、賑やかな晩餐が始まった。ランプの灯火の下で酒を飲み、持ち寄った具材の鍋や差し入れなどに舌鼓、、、やがてギターを片手に歌声が響き渡る、、、ちょうど節分、豆まきが始まった、、、「鬼は〜〜〜外〜〜〜」、、、至福のひとときが流れて行くのだった。 |
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小屋番さんの朝は早い、6時過ぎに2階から降りて行くと、もう朝食の準備だ。さっと食べて「小屋周りの除雪をしてきます」と出かけて行く。外を見ると前日とはうってかわった吹雪き模様である。除雪をすませてひと足先に小屋番さんたちは下山開始した。 |
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