高度が上がるにつれて周囲の木々はすっぽりと雪に覆われてきた、「こりゃあ今日は期待出来るかもよ」私とおばさんは叫ぶ。前回はそんな光景を確認出来なかったJAJAさんは、私達の言葉を聞いて「今日こそ」と期待に胸を震わせていたに違いない、キラリと瞳の奥が輝いた!(ほんと?) |
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このルートは森林限界に達するまで比較的濃い樹林帯を進んで行く。「どっちが良いかしら・・・」「あっちの方が・・・」「いや、任せるよ、歩き易いところで良いから・・・」、825m標高点を過ぎると尾根は狭くなる。この付近は北側斜面の落ちこみさえ気をつけていれば問題は無い。 |
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もう標高は950mを越えていた、この頃から一段と青空が広がり始めた。JAJAお姉さんは懸命に斜面を登って行く、おばさんが続き〜JAJA妹さんが続く。 |
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そして遂に大きなスノーモンスターが私達の前に立ちはだかった。「わぁ〜〜〜凄いねぇ〜〜〜」「おぉ〜〜〜きたぞぅ〜〜〜いよいよだぞおぉ〜〜〜」。JAJAお姉さんとおばさんは気持ち良さそうに進んで行く、そんな様子を私とJAJA妹さんがカメラで追う、時々先を行くお姉さんもカメラを取り出している。「これからだよ、もっと凄いんだから・・・」私はちょっと興奮気味に叫んでいた。 |
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