肩分岐へ

コースは三峰山から富良野岳へと続く稜線に沿った斜面の下を、ほぼ水平に進んで行きます。山肌の紅葉に見とれながら、登山道脇にまだ咲く花を見つける、なにか大事なものでも探し当てたかのような、うれしい気分に浸りながらシャッターを押すのでした。

紅葉斜面

シラタマノキ
シラタマノキ

ミヤマリンドウ
ミヤマリンドウ

前方の雲は途切れることなく流れていて、もうすっかりあきらめの表情すら見せる二人でありぃ〜〜〜「これだけの紅葉を見れたんだから・・・」なんていつもの通りの言い訳を考えつつも、「なんとか晴れてくれると良いねぇ」などと踏ん切りの悪い言葉を綴るわけでぇ〜〜〜

そんな気分になって来ると、このなだらかな登山道はことのほか長く感じて来るわけであり「こんなに長かったかなぁ〜〜〜鉄製の階段はまだかなぁ〜〜〜」などと言ってるうちに階段が現れ、ほっとしながら稜線へと向って登って行く二人だったのでした。

なだらか〜〜〜

鉄製の階段

10時ちょうど、富良野岳肩分岐に到着です。ちょっと風も感じるようになって来ました。もちろん展望はほとんどありません。二人は腰を下ろしながらふっとため息をついていました、「駄目かもしれないね、このまま雲とともに山頂へって事になるのかなぁ〜〜〜」
肩分岐からも立派な階段になっていました。「おっ、雲が切れたぞっ、見えてるうちに行こう」そんなおっさんの声におばさんは登り始めるわけであり、、、

登り
肩分岐からの階段の登り

登り

登山ものがたりへ

次のページ

HOME