アポイ岳へ・・・そして南日高路花めぐり〜

馬の背には本州から来られた20名ほどの方々がいた。これより上でも花は期待出来ないとして、ここで戻るようである。「ここまで来てねぇ〜〜〜残念だろうねぇ」、そう言いながら私達は馬の背から遠く霞む日高の山々を見つめ山頂へと向かった。もちろん花を期待していたわけでは無い、ちょっとした夏山シーズン始まりのトレーニングもかねていたから〜〜〜!

山頂までの間で見られた花はショウジョウバカマだけだった。ちょっと表情の良いショウジョウバカマ(表情とショウジョウの洒落?)を見て私はカメラを向けた。

馬の背から〜〜〜
馬の背から山頂へ向かう
    

ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
    

幌満のお花畑との分岐を過ぎると、岩場の急斜面が続く。お花のシーズンには写真を撮るのに忙しいところであるが、今回はひたすら登るのみ!! アポイ岳は花の百名山として楽しみながら登られることが多いが、標高810.6mと低山のわりには5合目からは遮るものの無い尾根歩き、天候によっては厳しい山となる。

9合目を過ぎて山頂直下のダケカンバ林手前付近で、私はいつも一枚の写真を撮る。吉田岳と奥にピンネシリ、そして遠く楽古岳がのぞまれるところだ。

岩斜面を登って
急な岩場を登る(写真提供:koyaさん)
    

吉田岳〜ピンネシリ
吉田岳とピンネシリ、奥に楽古岳がうっすらと〜
    

9時30分、アポイ岳山頂に立った。山頂は木々に囲まれていて展望は無い。吉田岳方面へ向かうともう少し花が咲いているのかもしれないが、それほど多くは無いだろう。軽食をとり水分補給をして下山を開始した。

馬の背から下りる頃には大勢の人達が登ってきた、皆汗だくである。「こんにちは〜〜〜ご苦労さま〜〜〜」声を交わしながら5合目へ!少し休んでからひたすら登山道を下る。予想通りコミヤマカタバミが花びらを開いていた。koyaさんのカメラを持つ手に力が入る。11時30分登山口へと下り立った。

その後、私達はkusaさんに案内していただいて「えりも周辺」を歩き、札幌への帰路には寄り道して春の花々を堪能した。その模様は「南日高路花めぐり」と題して、スライドショーでまとめてみた。

記念写真
    

降りませう〜♪
    

    
コースタイム(含休憩時間)
登山口 06:55  5合目(休憩所) 08:05  馬の背 08:50  山頂 09:30-09:45
5合目 10:25  登山口 11:30  【登り 2時間35分  下り 1時間45分】


南日高路花めぐり ヒダカイワザクラとオオバナノエンレイソウ

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