風はやはり強く、当然雲の流れも速くて、かと言って青空は広がっているわけであり、1445mピークを目前にして一行の足取りは益々軽快に、なるわけも無く??? |
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やがてペケレベツ岳や芽室岳が見えて来ました。「うん、何かちょっと暗いかな?でも日差しはあるから、、、」おっさんは一抹の不安を感じながら登り続けていたのです。 |
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10時50分、1445mピークを横目に沙流岳方向へ、しかしこのピーク付近の風は凄まじくしっかりと足元に力を入れながら進まないと押し戻されそうに、いや吹き飛ばされそうになり、 |
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しかも足元はハイマツの小さなコブでボコボコ、更にカリカリのクラスト状態! ルートはゆったりと下って行くのですが滑るというよりも歩くといった感じで進んで行くことになったのです。 |
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前方には目指す沙流岳が見えてきました。「うん??ちょっと暗いんでないの?でも光ってるか???でも雲が広がってるねっ、でも天気は回復に向かっている筈だから・・・」おっさんはそう自分に言い聞かせるように稜線を歩きだしたのです。 |
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