仮想GPSトラック1

さて、話しは変わりますが、今回の「ものがたり」では上図が4枚登場します。リーダのadachiさんが今回のツアーの足跡を地形図に落し込んで作成してくださいました。

弱層テストをするadachiさん休憩時間を利用してadachiリーダが弱層テストの方法を指導してくれました。
「まあ、一服しながら見てください」リーダは冷静かつ沈着ですが、優しいのです。
「そっかあーーいっぷく、いっぷく」青年とGOちゃんは思わず微笑んだのでした。adachiさんの指導は本当に的確、久久に指導された青年は「フムフム」とそのテストを興味深く見つめていたのでした。

さて夕日の沢をどんどんと進み、あくまでも交代ラッセルで、先頭を進むものがルートを選択しながら、と言ってもあくまでも沢沿いに進むだけなのですがルートを間違うと、やはりちょっとした場面が来るわけで・・・・・・


絶妙のトラバースちょっと予定より速めに斜面にとりつきました。
「うん、ちょっと速いけど、行ってみましょう」リーダの声に励まされて登り続けると、あの12月に苦しみもがいた時に見つけた標識が目の前にあるではありませんか・・・・・「へっへへーーい」キガクルのメンバーはしてやったりの印象でした。

ここで小休止したあと、山小屋を目指しましたあのQさんがいっきにトラバースにうつりました。続いて進もうとする彼女にadachiさんが「まったーーーあーーー」ん、ん、ん、??「もっと離れて進んでください、もしこの時点で雪崩がおきたらどうなりますか、一人づつ進みましょう」そっかあーー続いて進んで全員が雪崩に巻き込まれたら誰も助けることはもちろん、情報連絡さえおぼつかなくなりますよね。慎重に一人一人進みはじめました。

戻る

次のページ

HOME