7時43分左手に次郎湖です。湖には10mほど下りなければなりません、帰りに寄ることにして湖から離れ、 7時54分1合目標識です。ポツポツと気になる音を聞きながらの山行となりました。しかしまだ濡れるような雨ではありません。
大きくジグを切りながら、うっそうとした登山道を、紅葉の色合いを楽しみながら淡々と進みます。8時35分3合目です。 雨音は相変わらず続いています。二人は濡れる前にと合羽を着こみました。 さてさて、3合目からは待望の?急登が始まりました。汗が噴出しおばさんはたまらず合羽を脱ぎ、おっさんは?「なんの合羽を着てると晴れるんだよーー」などとわけのわからない事を呟き、汗を流しながらも合羽を脱ごうとはしないのでした。 相変わらずジグをきりながら大きな岩をまわりこむように登ったり、小さな岩を乗り越したり、
岩場をまわりこみ
岩を乗り越え
やがて4合目を通過すると小さなジグが続き一層キツイ登りが強いられるのです。除々に木々が薄くなり、やがてハイマツトンネルを通過するとふーーーっ、5合目ですよーーー9時37分。 3合目からの約1時間、このキツイ登りに耐えることが雄阿寒岳登頂のポイントでしょうか、この区間はじっくりと味わいながら??登りましょう。 木々の間からは阿寒湖や雲に包まれた雌阿寒岳が見えています。そして上空の曇り空のあちこちにポカリ、ポカリと青空が見えはじめ、 こうなるとおっさんは俄然勢いづくわけで、「やっぱ今日は雄阿寒岳で正解だなぁ〜〜〜、合羽なんてもう要らないよ〜〜あっははは!」 おばさんは表情も変えずに「そうね」と一言、、、は冗談です、「やったねーー」と小さくガッツポーズだったのです。
ハイマツトンネルをぬけると