あぁ〜〜〜吹雪の無意根千尺高地へ

さあ、もうすぐです、無意根千尺高地は目の前です。吹雪いてはいますが、それほど寒くはありません。木々の枝にもべっとりと雪がくっついています。おばさんは一気に登り詰めましたぁ〜〜〜

もう一息

11時05分無意根千尺高地へ到着です。

なんと3回目の無意根千尺は、(1回目2002/2/24 視界不良2回目2002/3/16 余市岳、定山渓天狗岳方面は見えるも、肝心の無意根山は見えず)あぁ〜〜吹雪の中の視界不良の世界だったのですぅ、、、とほっ!

記念写真撮影もすっかり忘れて無言のままシールを外して、いざっ下山、、、スイーーーと滑り始めたおっさんだったのでしたが(この「だった」という過去形の表現が今後のすべてを物語ることになろうとは・・・)、「ほりゃーー、、、おおおっ、、、っくぅ〜〜〜ドサッ!」あーーそこにはまぎれもない、いやいや雪にまみれた(このあたりのオヤジギャグが許せる??)おっさんの姿があったのでしたぁ。
「あ、あ、足があがらない」スキーが重い雪の奥深くにぐっさりと刺さりこんでいたのです。おっさんは四苦八苦、とそのときなにやらいやな視線を感じたわけであり、ふと前方をみるとkoyaさんがDVを持ち、そしてそのファインダーの先はまさしくおっさんであり、もう既に撮影モードに入っているわけで!「し、し、しまったぁ〜〜〜」やっとの思いで立ちあがったおっさんでしたが、へなへなと又倒れこみそうな気分だったのでした。

一行は滑り降りはじめました。もちろんsakagさんは華麗にスイーーっと滑り降りるわけであり、koyaさんは豪快にぶっ飛ばし、「あっりゃーードテッ!」あわててデジカメを手にかけつけるおっさんなのですが、あーーーすでにkoyaさんは立ちあがって、ニコッとしているわけで!
おっさんは作戦変更とばかりに先頭で滑り下からデジカメを構えて「koyaさーーん、スタート」と叫びました。もちろん十分意識して滑り始めたkoyaさん、「スイーーーッおおお、、っと!」重い雪に足をとられて、それでも堪えて「片足挙げのポーズだぜい!」おっさんはこの場面の撮影成功に思わずニンマリとしたのです。しかしkoyaさんの失敗ポーズはこれだけ、あとは豪快に滑り降りていったのです。


華麗にSakagさん(そして画像にマウスを当てると「おっと〜」koyaさん))

えっ??それで他の人達の滑りは???Sakagさんを除いては、もちろんそれなりに、ゆきだるまさん??になったわけでして〜〜〜えへへへでしたよ。そんなこんなでつまづき?ながらも無事下山!

おっさん
ちょっと白っぽい?おっさん(Sakagさん撮影)

あーーー3回目の無意根千尺高地もその全てを見せることなくぅ、、、おっさんは「きっと、きっともう一度くるぞーーーその全貌をあからさまにしてやるからな!」と悔しそうにつぶやいていたのでした。

編集後記
千尺高地付近は吹雪きで見通しが良くありませんでした。今回はGPSもあるからと言う安心感からか、すんなりと滑り始めてまもなくコースロスト!GPSで確認すると西側に寄り過ぎていたようです。すぐにコースを切り替え、後から来た登って行く人達の姿をみつけ、更に登りのトレースを発見、ホッとした瞬間でした。
最終ピーク付近はデポ旗を使用するべきでした、今回の反省点です。

yamas旦那さんの無意根千尺高地付近のGPSトラックログ【59KB】(赤は登り、緑が下りです)、下りが大きく西側へ向かっているのが確認できます。


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