女性陣で先行する。夕べからの積雪は5-10センチぐらい、ラッセルと言うほどの事はない。斜度はないが距離は結構あるので、目指す山頂がなかなか近づかない。

それでも尾根の合流点が近くなり、迫力ある山頂直下の急斜面がだんだん近づいてくる。803mポコ の下辺り、ちょっと曇ってきて嫌らしいなぁ、あんな急斜面、しかも視界がなくなっ たりしたら、こりゃダメかなぁ、と思っていたら、また晴れ間が見えてきた。

それは神々しく光り輝き・・・思わずyamasダンナさんが「おーーーコウ〜ゴウ〜しい〜〜いーー」と雄たけびをあげ、おっさんも「なんと神々しい〜〜い〜！！」などと叫びながらカメラのシャターを押したのでした。

そんな間にも女性陣は803ｍポコを乗り越して進みます。
視界が又悪くなってきてうっすらとしたモノクロームの世界に山頂がすごい迫力で迫ってきました。
北側はスッパリと切れ落ち、東側の雪崩斜面はズイーーッと落ち込み、それはそれはすごいわけで・・・女性陣はその斜面をまわりこむようにして進みはじめました。
遠くからシャッタを押すおっさんも思わず緊張です。
豆粒のように見える二人はまるでチョモランマへ挑戦する女性登山家のように見えるのでした、ウッソーーーお〜〜ぉ〜！！