山頂へと続く稜線へ向かって

確かに展望は素晴らしいのですが、とにかく登り、登りの急斜面、固くしまった雪面にうっすらと積もる雪、ラッセルはさほどの苦労はありませんでしたが、よどみなく続く登りは一行の足取りを重くするわけであり、さすがにおばさんもちょっとバテモード、、、

「この、、、雪は、、、下りでちょっと苦労するかもね」そんなkoyaさんの声に虚しく頷くおっさんとおばさんだったのでした。
「もう少しだよ、ほらあの雪庇が張り出しているところが山頂に向かう稜線だから」、おばさんはkoyaさんの後を懸命に登り続けました。

どんどんと高度を上げる

いよいよ小さな雪庇のある稜線下に辿り着きました。koyaさんが先頭で雪庇の切れ目から這い上がります。おばさんもクリア、おっさんは近道をしようとして、ちょっと難儀しながらも、、、ふ〜〜〜っ無事稜線に立ったのでした。

雪庇の切れ目から這い上がる

さあ、一行はなだらかな稜線を山頂目指して歩き始めました。展望がぐ〜〜〜ん開けてきます。koyaさんはグイグイと進み、おばさんは無言で続く、そしておっさんはデジカメを手にしながら後を追うのでありぃ〜〜〜

山頂稜線を進む

背後に大きく広がるイチャンコッペ山方面、このあたりで気分は否応無しに盛り上って来るわけであり、これから展開される展望に胸ときめかせながら歩くことになるのです。幸い風もほとんど無く、上空は青空、、山頂が近づくにつれて視界はどんどんと広がりぃ〜〜〜、、

背後にはイチャンコッペ山方面の展望が
写真提供:koyaさん

スキーコーナーへ
次のページ
HOME