広がる白いキャンバス

小さなポコを乗り越えて進んで行くと、干からびた赤い木の実を見つけて春が恋しくなり、かと言ってまだまだ雪の光景を楽しみたいと思う気持ちもあって・・・「あっ、あれが山頂じゃない?」おばさんの指差すピークはまだまだ遠くに見えているのでした。

やがて前方には長い台地状の地形がちょっとした壁のようになって見えて来ました。「えっ、あれを登るの?」おばさんはビックリしたように叫びました。「いや、もう少し北側、あの左側の小さな尾根形を目指して行こうよ」

ちらっと見えた
遠く山頂部が見えて

壁が〜〜〜
前方が壁のように見える

一旦少し下り、入り組んだ小さな沢地形をかわして林道跡のような斜面を登って行きました。帰宅してから確認したのですが、夏道はもう少し西側の尾根沿いを進んでいるようです。
上空には薄い雲が流れて行きます、所々青空も覗いています。やがて目指す山頂部が見えて来ました。「おぉ〜〜〜あれだなっ、遂に射程距離だ」二人の足取りは軽やかでした。

登って行く

そらっ、、、見えるぞ
山頂部が見えてきた

そして斜面を登りきると(標高約530m)いっきに視界が開けて、前方には山頂へと続く真っ白な広い緩斜面が広がるわけであり(夏道のパノラマ高原付近でしょうか)・・・
ポツンと立った背の高い木がとても絵になる光景で、、、おばさんは引き寄せられるかのように、その木に向かって歩きだし・・・さらに方向を変えて山頂部へと続く白いキャンバスを進んで行くのでした。

大雪原

広い〜〜〜〜ど!
山頂部へ向かって

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