「さあ山頂までもう一息だぁ」おっさんはそう自分に言い聞かせ、ふと横を見ました。

「おーーーっ」
なんとなんとkamiさんが黙々と登っているその向こうには〜〜ああぁぁーー早くも日高の山並みがクッキリと見えている訳で、それは美しく決まっているわけであり〜〜おっさんのデジカメシャッター音が踊るわけであり〜〜

見上げるとおばさんはもう山頂目前に迫っています。

「今日こそ間違いないぞーーー大展望だぁ〜〜大パノラマだぞぉ〜〜」おっさんは駆け上がろうとしました。しかし足はもつれて自由にはならず、オッサオッサと山頂へ立ったのです（情けない、、、トホッ）９時０５分。

そして目の前には〜〜〜〜〜

そうです、もうもうこれ以上は無いという日高の大パノラマが展開されたのでした。
鋭利な刃物で切り崩したかのような急峻な尾根が、、、そしてスプーンでえぐりとったようなカール地形が、、、それはそれは美しく、、、
加えて光りのコントラストが、どこまでも透き通った青空が、、、呆然と見つめる一行だったのでした。
札内岳が立ちはだかり、遠くにペテガリ岳東尾根とカムエクが、、、そして幌尻岳が、戸蔦別岳とトッタベツカールが、、、ピパイロ岳が流れるようにその裾を広げ〜〜〜、、、

えっ、そんなことどうでも良いから早く見せろって？？ちーーとお待ちください。今回は最後にズズーーーと公開します。（って事は最後まで読めってことだぁーーーその通りです）

さあさあ記念写真を撮りましょう。今日のポーズは、、、えっ、これって何のポーズなんでしょう。全員おおいにテレながらもyamaonさんの有無を言わせぬ要求に屈して、、、パチリ、、、あははは！