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大小の岩を交わしながら頂上へ向かって最後の登りだ。急がずに慎重に歩を進めて~10時20分、塩谷丸山の頂上に立った。快晴の青空の下にブルーの日本海が広がる。余市から忍路周辺へと続く美しい海岸線、思わず「ヤッホー~~~」と叫びたくなるのだが、年甲斐も無い行動は控えめに・・・頂上奥の岩場へと進んで行った。

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頂上へ最後の登り

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余市から忍路周辺にかけての海岸線が美しい
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頂上奥の岩場へ

岩場では単独の男性と二人組の方が寛いでいた。私達も早速ザックを下して汗を拭い、おもむろに広がる展望を楽しんだ。眼下に広がる余市市街、その奥には余別岳や積丹岳の姿がある。目を転じると手前に毛無山と奥に大黒山、遠く羊蹄山やニセコ連峰が顔を出す。遠藤山や於古発山、そして余市岳も確認出来た。遠藤山への縦走路(3.4km)方向を見る。一旦下ってまた登る樹林下の尾根路のようだが、見た目以上の遠さを感じてしまう。もちろん私達は今回もその予定(縦走)は無い。

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眼下に余市市街と奥に積丹半島の山々(中央奥に余別岳と積丹岳が見える)

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左手前に毛無山、中央奥に大黒山を見る

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手前に毛無山を挟んで、奥に小さく羊蹄山やニセコ連峰が見える(ズーム撮影)

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於古発山、遠藤山方面  中央奥に余市岳

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カワラボウフウ

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ツルアジサイ

岩場周辺に咲いていたイワキンバイ、私の大好きな花のひとつである。その魅力が毎年この時期に訪れる要因のひとつになっていると言っても過言ではない。昨年はやや後半をむかえていたが、今年は花の開花が1週間ほど遅れていたことが幸いしてちょうど見頃を迎えていた。近づけない遠くの岩壁上部の花を望遠レンズでとらえてみる。見事な塊をつくって咲いていた。少し離れた岩場の上では近くで見ることも出来た。

イワキンバイの撮影を終えて、ほっとしながら軽食を頬張る。次々と登って来る人達で岩場は賑わい始めていた。私達は入れ替わるようにして下山を開始した。眼下に美しい海岸線を見ながら・・・

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遠くの岩壁上部に咲くイワキンバイをズームで

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イワキンバイ(おばさん撮影)

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イワキンバイ

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コースタイム(含休憩時間)

駐車場 08:35  登山口 08:40  頂上 10:20-11:20  登山口 12:55  駐車場 13:00

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