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先行する二人連れの後を追う形になった。いよいよ山頂直下の急斜面に向かうことになる。「ちょっと待って!!!」私はおばさんを制した。左方向を見ると青空と開けた真っ白な斜面が広がっていた。「こっちを行こうよ、こっちから回り込むようにして山頂を目指そう」「綺麗ねぇ」・・・私達は敢えて先行トレースを外れて、真っ白な斜面に向かって歩を進めた。

青空、真っ白な斜面、雪化粧した木々、こんな状況の中にひと筋のトレースを描いて進んで行く〜大きくターンして登って行く。

山頂直下の壁に向かって

こんな光景が

素晴らしい

登るのだっ

山頂直下の急斜面は私が先行して進んだ。木々が混んでいるうえにラッセルも深くなっていたから、、、やはり男としてここは踏ん張るべきであろう〜〜〜などと自分に言い聞かせる。振り返ると眼下の札幌市街も見え始めてきた。「ほらぁ〜〜〜やっぱり今日はこんな感じなんだよ。晴れたり曇ったり、、、雪はそれほど降らないと思うよ」

眼下が明るくなって来た

木々の間から札幌市街が見えてきて
札幌市街も段々見えて来た

直下の急斜面を登る
直下の急斜面を登る

ほどなく平坦な山頂部へ飛び出した。そのまままっすぐに奥へと進んで行く、地図上の山頂と思われる地点まで!10時10分、登り始めてから2時間25分だった。やはり先行トレースがあると早い。
木々の間から見える日本海をカメラにおさめて、そのまま今は閉鎖されているスキー場リフトの建物の前まで進んだ、もちろんここを滑っている人は誰もいない。

山頂部の奥へ向かって

日本海が・・・
眼下に日本海が・・・

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