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木々の間をぬけて視界が広がって来ると山頂はもう近い。薄日が差している山頂を目指して登って行く、強風によって出来た比較的固く、且つ少し埋まるような雪面はとても滑られそうにも無い。「まあ、とりあえず山頂へ」薄日は差しているものの、素晴らしい展望はとても期待出来無いだろう。
10時20分、音江山山頂に立った〜採石場をスタートしてから2時間30分である。

もうすぐだ

山頂が見えて
山頂が見えて来た

さあ、ひと息

記念写真

もちろん山頂からの展望は、青空クッキリでは無かった。眼下に広がる石狩平野、その彼方にうっすらと広がる樺戸や増毛の山々、沖里河山の彼方には微かに大雪の山々のシルエット・・・3年前に素晴らしい展望を確認しているので、別に未練?は無い。一応周囲の写真を撮って〜滞在時間10分、下山を開始した。

増毛の山々
うっすらと〜増毛の山々

樺戸の山々
うっすらと〜樺戸の山々

沖里河山
沖里河山方面

下山開始

下山開始と言っても〜まずは強風を避けて少し下り、木々の間で大休止である。ホットコーヒーを飲みほす〜「うん、うまいねぇ〜〜〜」いつもと同じ言葉が出てしまう。風が無いとほとんど寒さは感じなかった。

20分ほど休憩して〜シールを外していよいよ滑降開始である。下りは私が先導して行く、細いダケカンバの間も登りよりも少し西側を下ると意外と良い雪質である。「これなら良いぞぅ〜〜〜」そんな確信を持ちながらいよいよ尾根から沢に向かって下りようとする時に一人の男性が登って来た。軽く挨拶を交わしそのまま急斜面へ〜〜〜

素晴らしかった〜今年一番の雪質と斜面であった。調子に乗ってターンしそこない〜思わず転倒、、、真白になりながら照れ笑いしてごまかす。おばさんも急斜面を積極的に攻めている〜「最高ね、すごいすごい、パウダー〜〜〜」転びながらも笑顔である。さらにコルから沢を下り道路へ飛び出す。登り返しは無い、一気に採石場前へ〜11時35分!「また来たいなぁ〜〜〜」「良い山ねぇ〜〜〜」そんな言葉を交わしながら一路札幌へ向かった。

おばさん 滑る
    
おっさん滑る

道路を〜〜〜

コースタイム(含休憩時間)
採石場 07:50  登山口 08:15  コル 08:35  スノーブリッジ 09:05  尾根へ 09:50  音江山 10:20-10:30  途中休憩 10:40-11:00  採石場 11:35
   
2006年1月の青空の待つ山頂へ〜音江山は こちら

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