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山頂が近づくにつれて雪の量は少しずつ多くなってきた、しかしシッカリとしたトレースがあったので全く問題は無い。ただザックには冬山装備が加わって少し重くなっているし、足元の靴やスキーを考えると夏山には無い感触なのだから〜〜〜慎重に進んで行く。

雲の切れ間から青空が覗く、でもどうひいき目にみても広がる展望とはなりそうに無かった、、、もう山頂は目の前だった。

さあ、、、

もう目の前

笹が顔を出す斜面を登りつめた、11時25分〜迷沢山のピークに立った。林道入口から2時間45分だった。冬山でのコースタイムは単なる目安にしか過ぎない、積雪状況によって大きく変わるからである。昨年は林道入口からラッセルとなって実に4時間20分もかかっていた。まだ顔を出していた三角点を一応カメラにおさめた。

ひと登りで
山頂に向かってひと登り
三角点

期待していなかった展望とは言え、この山から見える一番目立つ存在でもある手稲山にはちょうど日差しがあたっていた。「まずまずかな・・・」そんな贅沢な言葉を発しながらシャッターを押す。百松沢山と烏帽子岳も確認出来た。「何だかんだ言っても、結構見えてるじゃん〜〜」とおしかりを受けそうである。札幌市街方面は霞んでいた。

手稲山
手稲山

百松、烏帽子
百松沢山と烏帽子岳

札幌市街方面
札幌市街方面を望む

山頂からちょっと降りた地点で昼食を終えて〜〜〜12時10分下山開始だ。なだらかな林道を下って行く、登りのトレースを滑ってスピードが出たところで新雪に突入〜雪質は上々だった〜「キャッホーーーーッ」思わず叫んでしまう。さすがに高度が下がって来るとドッシリと重い雪に変わって来た。途中はほとんどノンストップで林道入口に着くと〜俯いて・・・パンパンに張った太ももを押さえた。12時40分

ほんじゃ

オシマイ

コースタイム(含休憩時間)
林道入口 08:40  送電線 10:25  山頂 11:25 - 12:10  林道入口 12:40


2005年12月、青空の下の迷沢山はこちら

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