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標高1000m、雪化粧した木々の様相が一変した。私達は期待通りの美しいモンスター群に囲まれながら歩き始めた。「これで青空だったらねぇ」「青空あぁ〜〜〜!!!」そんな呼びかけにもちろん応じる筈もなく〜無言のモンスター群はモノトーンの中に佇んでいた。
標高1060m、視界も悪くなってきた。「ここまでにしましょうか」私達は大きな木の影で立ち止まった。「あの一面に広がる地点までどのくらいかなぁ」koyaさんが言う。「もう少しなんだけどね!」「でも今日は見えないよね・・・」登り始めてからすでに3時間たっていた。この日の雪質はジェイくんにとってはとても辛いものだった。ちょっと重めの雪でしかもジェイの足はスポスポと埋まってしまう。結構なストレスになっていたに違いない。そんなジェイくんにmarikkaさんも気遣っていた。

さあ〜お待ちかね

これぞ一枚!

囲まれながら
モンスター群の中を進む

「もうちょっとだけ行って様子を見てきます」おばさんと私はさらに歩を進めた。登るにつれてさらに美しいモンスター群に囲まれ始める。日差しも感じなくなってきて〜視界も悪くなってきた。おばさんが吸い込まれるようにモンスターの間を抜けて行く。そして目の前にボーーッと浮かび上がるモンスター群、それはモノトーンの世界に幻想的に浮かびあがってきた。標高1100m!

「このあたりが今日の限界かなぁ〜」携帯でkoyaさんに連絡する。「今そこから10分くらいのところ、視界不良だけど〜幻想的だよ」、「そうですか〜こっちは下山モードかな」。

その1

入口
吸い込まれるようにモンスターの中へ

幻想的
モノトーンの中に幻想的に浮かびあがるモンスター

私達はシールを外してkoyaさんたちの待つ地点へ、、、そしてすぐに下山開始だ。私が先頭、koyaさんが最後だ、その間におばさん、katsukさん、marikkaさん、そしてジェイくん、少し重めの雪に足をとられ?ながらも気持ち良く下って行く。お疲れモードのジェイくんも懸命に走るのだが、、、一番遅い人の後ろについて来る〜「がんばれぇ〜ジェイ!」

12時10分、工芸館前に到着!今回の標高差は約650m、距離約5km(片道)〜往復4時間半の山行を終えた。

がんばれジェイ
ジェイくん走る・・・

    
コースタイム(含休憩時間)
大滝工芸館前 07:40  825m地点 09:30  1100m 10:50-11:00  大滝工芸館前 12:10

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